教団の創設者: バーニース・リチャーズ・ヒックス師
クライスト・ゴスペル・チャーチは、約70年前に、ヒックス師によって創設されました。
ヒックス師は、聖書を理解し、説教する賜物を与えられており、聖書のみことばにある深い真理を、教えてきました。
師は、ユダヤ人のラビに就いてヘブル語を学び、ヘブル語聖書の原典にさかのぼりながら解説しました。
説教の中心となっているのは、旧約聖書に記されているモーセの幕屋です。
幕屋の家具は、十字架の形に配置されており、クリスチャンがイエス・キリストにあって霊的に成長する体験のひな型
となっています。(出エジプト記40章など)
また、キリストの主権に従うことの重要性について、特に熱心に教えてきました。
エペソ1:22
また、神は、いっさいのものをキリストの足の下に従わせ、
いっさいのものの上に立つかしらであるキリストを、教会にお与えになりました。
ローマ8:28
神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには。
神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。
マタイ6:33
だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。
そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。
第1テサロニケ5:18
すべての事について、感謝しなさい。
これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。
ヒックス師は、旧約聖書の幕屋、人間の霊・魂・体の三重構造、進化論と創造論などについて、110冊以上の本を執筆しました。その中には、ルツ記、ヨブ記、雅歌などの講解も多数あります。約50冊は、日本語に翻訳されています。
ヒックス師は、本部教会での説教、信徒の学びのための教材の執筆、また毎年4回から6回の大規模な聖会での説教を行い、主に仕えてきました。聖会は、米国の本部教会のみでなく、メキシコや欧州でも持たれました。その他、世界130カ国に向けて、ラジオ放送による伝道を続けました。
その一方で、毎週何百通にもおよぶ信徒や世界各国から届く手紙に返信していました。
2018年8月に、99歳で天に召されましたが、亡くなる直前まで、その働きを続けました。
現在は、長年にわたり教会の役員としてヒックス師を支えてきたアレン・コンウェイ師が代表となり、世界中にある提携教会を導いています。